~ 前回までのあらすじ ~
30週目にして逆子ちゃんになったちゅぱみ!
外回転術を施すも、ビクともしないこの状況、
おかさんに言い渡された最後の使命は、逆子体操だった…!
そんなわけで、お風呂上りに逆子体操! な生活が始まりました。
逆子体操は、
1. 四つん這いになり
2. 両手を伸ばし、顔を床につけ(猫の背伸びポーズみたいな感じ)
3. 約10~15分ほどその姿勢を続ける
4. そして、赤ちゃんの背中側とは逆方向が下を向くように横になる
こんな感じです。
なーんだ、簡単じゃないか! と思うかも知れません。
ところがドッコイ、妊婦にとっては結構キツイ姿勢だったりするのですよ。
ただでさえ、お腹が重いのに。 ただでさえ、腰が痛いのに。
風呂上りのサッパリした気分もどこへやら、額に嫌な汗が滲みます。
サッカーを見ながらやると、さらに嫌な汗が出てきます。
日本ガンバレ、ブラジルに勝てるのか!!
うめき声を上げながら体操をする横で、新手の遊びかと言わんばかりに
突進してくるちゅぱお君(1歳6ヶ月)
やめて、頼むからやめて! 痛いの、重いの、苦しいの!
そんな悲痛な叫びも、ちゅぱおの心には届くことなく…
心でそっと涙しつつ、それでもおかさんの戦いは10日に渡って続きました。
ところで、10日間の逆子体操で逆子が治らなかった時、
先生は「点滴を入れて…」云々言ってました。
…点滴 ??(゚Д゚≡゚Д゚)??
そういえば、「点滴に一時間くらいかかるから、時間にゆとりを持って来てください」
と受付のお姉さんにも言われました。
こんな時は文明の力に頼り、いざネット検索! くるくるドカン!!
「逆子」「点滴」 …
色んなページを見てみると、引っかかるものが何個か。
「子宮を柔らかくする点滴を打った後、外回転術を…」
ちょ、またアレをやるのか…!!! _|‾|○|||
あんな痛い思いはもう懲り懲りだ、逆子体操のほうが全然楽だ!
嗚呼、ちゅぱみ。 お願いだから頭を下に向けて頂戴!!
天にも祈らんばかりに、10日目の夜を過ごし、運命の検診の日。
やっぱり逆子のままでした…。゚(゚つД`゚)゚。
結局、子宮の緊張を取り、柔らかくするという点滴を打たれ、
(これがまた、頭はボーっとするわ、動悸が激しくなるわ、結構しんどい)
先生の得意技(看護婦さん談)、外回転術が始まりました。
子宮が柔らかくなろうが、緊張が取れようが、痛いもんは痛い…!
陣痛並にふぅふぅ言いながら耐えていたら、急に先生が
「出来た」
と。
おお!? 逆子治った!!?
凄い、凄いよ先生、痛いの我慢してよかったー!
エコーで見ても、ちゃんと頭が下にありました。
よかった、ちゅぱみ。 これで一安心だね…
「じゃ、治ったんで、骨盤に頭入れときますね」
入れときますね、ってアナタ。
ぐいぐいとお腹を押す先生。
…そ、そういうもの、なんだ…?(笑)
何はともあれ、無事逆子が治りました。
ありがとう先生、ありがとうちゅぱみ!
後日、本で調べてみると
・外回転術は必ずしも成功するわけではない
・多少なり危険がある
・最近ではあまり行われていない
だそうです。
産院の方針によって様々、ってことですかねー。
っていうかね、危険があるとか全然聞いてなかったんですケド!