先日、ちゅぱみがいきなり 嘔吐 しました。
一度にミルク1回分くらいは吐いたのではないでしょうか。

これまでにもゲップがし足りない等で、ミルクを少量吐くことはありましたが、
今回はちょっと量が違うので、非常にビックリしました (汗

それでも当のちゅぱみ本人は、特に泣きわめいて機嫌が悪いわけではなく、
むしろ吐いたあとも機嫌がいいので、少し注意深く様子を見ることにしました。



それから3日。



量の違いはありますが、相変わらず1日1回程度は吐きます。
しかも、お腹が空いているはずなのに、あまりミルクを飲みたがりません。
それでいて、やっぱり機嫌が悪いわけではなく、きゃはきゃは笑っています。


本当に平気ですか、ちゅぱみさん…


しかし昨晩、夜泣きを始めたので、お腹が空いたのかな? と思い、
ミルクを作って飲ませようとすると、ひどい嘔吐とともに下痢を併発!

下痢は ほとんど白っぽい色 をしており、まさに水のような便でした。

おむつを換え、服も着替えさせて寝かしつけると、もう寝息を立ててすやすやと…
おとさん結構大あわてだったのに、ちゅぱみ機嫌よく寝てしまいました。



いや、騙されるな!

すでに問題は起こっている!!



家にある乳幼児の病気に関する本をくまなく調べ、またネットで症状を検索してみました。



でた、でました。恐らくコイツが元凶です!




ロタウイルス ‐rotavirus‐




ちゅぱみが経過してきた症状と、コレに関する記事に書かれた症状が 酷似!
どうやらちゅぱみはロタウイルスに感染、乳児嘔吐下痢症 にかかったようです。



ロタウイルス性胃腸炎 (白色便性冬季下痢症) とは…

時期 : 11月~3月 (特に寒い時期。気温が5度以下になると見られる)。

潜伏 : 約2~3日。

症状 : 突然吐き始め、次いで下痢の症状が見られる。発症から沈静まで約10日間。

嘔吐 : 一度に大量に吐くときと、数回に分けて吐くときがある。約2~3日で治まる

下痢 : レモン色~白色 (米のとぎ汁に近い) をしており、すっぱい酸性臭を感じる。

発熱 : 稀に発熱をすることもあり、微熱から高熱まで程度は様々。約2~3日で治まる。

合併 : 下痢は多いときは1日10回前後。それにより脱水症状を起こす恐れがある。



この野郎!

ウチの娘になんてことしやがるんだ!!

コイツ、マジムカツク!!!



はぁはぁはぁ…、お、おちつけ。


確かにここ3~4日前から、猛烈に寒くなった。さすがに気温は測っていないが…
季節の変わり目は、誰もが体調を崩し、風邪をひきやすいもの。

夜中に布団を蹴るちゅぱおやちゅぱみには、厚手のものをしっかり着せ、靴下も履かせ、
夜中に何度か起きては布団を掛け、風邪をひかないように注意していたつもりだが、
やはりまだ甘かったということか…、みすみすウイルスの侵入を許してしまった。



ええい、口惜しい!



しかし、発症してしまったものはどうしようもない。本当にごめんねちゅぱみ…
今のおとさんおかさんにできるのは、今後の対応を万全にし、早期回復に向かわせることだ。



乳幼児の嘔吐下痢症の症状を少しでも軽くし、より早く沈静化させるには…

・ まず第一にお腹 (腸) を休ませてあげることが大事。

・ 母乳の場合は普通に飲ませてもいいが、短時間で切り上げ、飲ます回数を多くする。

・ ミルクの場合も同様で、一回に飲ませる量を減らし、飲ます回数を多くする。

・ 下痢が続くと乳糖を消化する酵素が減り、ミルク中の乳糖が消化できなくなりやすい。

・ よって、乳糖を含んでいないミルクに替えるか、ミルクを半分程度に薄めて与える。

・ 飲みたがらずに嫌がる場合は、無理に飲ませなくてもいいが、飲んでいない間隔に注意。

・ 嘔吐時は、吐いたものが気管に入って窒息しないよう、顔を下か横に向けてあげる。

・ 吐いたものの匂いがさらに吐き気を誘発するので、すみやかに着替えさせてあげる。

・ 嘔吐や下痢で体内の水分とともに消化液を失うと、塩分など電解質まで失いやすい。

・ よって、それを補給するためにイオン飲料やお茶などを少量づつスプーンで飲ませる。

・ 下痢によりおしりかぶれが増えるので、こまめなおむつ替え、おしり洗いをしてあげる。

・ 最大の注意は脱水症。特に乳幼児は脱水になりやすいので、とにかく水分補給を。



嘔吐や下痢は、体内に侵入した病原体 (毒素) を対外へと排出して身体を守るための働き。
早い時期に十分吐いて、それでも出せなかったモノを下痢で出すことで身体を治すのだ。
だから下痢止めなどは、逆に毒素の排泄が遅くなることもあり、原則的には使わないそう。

ふむふむ、非常に勉強になるなぁ~。
これはちゃんと知っておかないとね、今後のちゅぱおとちゅぱみのために。

また、このウイルスは感染するので、おむつ替え、おしり拭きの後などはよく手を洗うこと。
さらに手を洗ったタオルは、何度も使うとそれが感染源となるので、こまめに替えること。

一番かかりやすい年齢は生後6ヶ月~3歳くらいまでだそうだが、大人も感染するという。
おお、怖い! 皆さんも要注意しておきましょう。



とにかく 問題は判明 した。
原因も対応もしっかり学ぶことで、必ず子供を守ることができる。

ちゅぱみのお腹の中には、ものごっつ悪い病原菌ロタウイルスが潜んでいる! 

コイツ自体を駆逐はできないが、ちゅぱみの中からすべて追い出してしまえばいいのだ。

おとさんもおかさんも、ちゅぱみ最優先で頑張るから、ちゅぱみも頑張ろうね!


img20061111.jpg



え~ 時すでに遅し

程度の違いは個人差あれど、我が家全員かかっていました…


おとさん : 頭痛 → 腹痛 → 下痢

おかさん : 頭痛 → 吐き気 → 発熱

ちゅぱお : 食欲不振 → 下痢 → 水分不足


家族揃って至難の週末です (涙

なので、水分補給のイオン系飲料を大量に買ってきました。



img20061111_1.jpg



もはや、ヤマザキ秋の電解質祭り 状態 (謎


それでも症状は軽いので、まぁ大丈夫でしょう。

週末ゆっくりして、みんなで体調改善だ! (^^