男親 (父親) としての育児は、よく低く見られがちだ。

ちゃんとできるのか? 任せておけるのか? 子供たちは泣いていないか?

確かに家庭を守り、子供たちと常に一緒にいる女親 (母親) は、
さまざまな面で子供のことをよく分かっており、内外ともに安心できる存在でしょう。

では、仕事に追われて子供との時間が絶対的に少ない男親 (父親) は、
はたして安心できない (黙って任せられない) 存在なのだろうか?

それは少々、偏見した見方ではないか、と二児の父であるおとさんは思う。

そこで個人的な意見をつらつらと書いてみることにした。



以下、非常に長いので追記にしてあります。
読むと疲れるので、興味のある方だけどうぞ (苦笑


夫は、家族を養うために朝から晩まで仕事に追われ、育児は妻に任せっきり。
たまの休日にはゴロ寝。子供が泣いたら妻にふり、睡眠を妨げられたら機嫌を損ねる。
母乳が出なけりゃご飯ひとつもまともに作れず、おむつ替えすらやりたがらない。


男は仕事、女は家庭と考え、外にばかり目が向いて、子供の面倒を見ない (見れない) 。
だから男には育児は任せられない。やっぱり女が子供を見なければ…



今もまだ、男親 (父親) って、こんなもんじゃないの? と思う人は多いのではないだろうか。

かつて父親が威厳を振りかざしていた時代には、そんな光景もあったのかもしれない。
でも、今は時代が違う。そんな偏った時代ではない。

昨今は男親が育児休暇を取るようにもなり、育児へのあり方というものが変わってきている。
企業によっては、男性社員が1ヶ月近く育児休暇を取れるところもあるという。
少子化が深刻な時代だ。育児への意識が個人、企業ともに見直されて当たり前かもしれない。

今、幼い子を抱える若いお父さん世代は、育児に関心を持ち始めているように思う。
できるできないではなく、関心を持つことこそが育児への大切な一歩なのは言うまでもない。

思いもよらない事故、事件により、幼い子が亡くなる悲しいニュースが絶えない今、
家庭を守るのを妻だけに任せず、夫が自覚し省みて、ともに守ってこそ “家族” なのではないか。


…と、おとさんはそう思っていた。


しかし今年の6月に、国立社会保障・人口問題研究所が発表した全国家庭動向調査で、
全国の既婚女性を対象にした、有効回答7771名分を分析した結果、
1歳未満の子供がいる家庭で、育児を妻任せにしている夫は、全体の8割を超えたそう。

その調査結果によると…
育児の8割以上を妻が行なっている家庭が 82.4%
夫がまったく育児を手伝わない家庭が 9%
(残りの8.6%は、夫が積極的に育児に参加している家庭、ということ?)

夫が週1~2回以上行なっている育児内容では…
遊び相手をする 94.7%
寝かしつける 51.2%
食事をさせる 57.6%
(ほとんど遊ぶだけ (苦笑) 食事をさせるのもおやつレベルなのでは…)

育児や教育について主に方針を決めるのは…
妻が決定する家庭 50.5%
夫が決定する家庭 3.4%
(残りの約46%は夫婦話し合って決める、もしくは人任せということか?)


と、父親としては非常に残念な結果が出たそうだ。

全国の8割以上の夫は、それほど我が子とその育児に興味が無いのだろうか?
いや興味はあっても、育児なんて面倒くさい部分は妻に押し付け、ということか…
なんとも寂しい話である。

少なくともウチでは、夫婦揃って協力し合いながら育児に取り組んでいる。
(もちろん仕事に出ている間はおかさん任せになるけど、それはどうしようもない)
といってもがんじがらめな育児ではなく、親子が笑い合える楽しい育児が目標!

おとさんもおかさんも、ちゅぱおとちゅぱみが世界で一番大好きだ。
そりゃ泣きわめき、どうしようもなくグズる時だってある、そりゃありますよ。
だからといって、他人に任せる気持ちは一切ありません。
苦労は買ってでもする、じゃあないですが、親は我が子に手を焼かされて成長する。

ちゅぱおがどうして騒ぎたてるのか、ちゅぱみがどうして泣きわめくのか、
それを自分たちが理解し、自らが解決できなければ、いつまでたっても親にはなれない。

育児は “大変だ” と思ったら、それだけ “することが遅くなる” シロモノ。


食べさせるのは大変だ、お風呂に入れるのは大変だ、寝かしつけるのも大変だ。
あやすのも大変なら、着替えさせたり歯磨きさせるのも、おむつ替えなんかもう大変だ。
あ~育児は大変だ。誰か代わりにやってくれないかな。子供は可愛いけどラクしたいな~。



人間は感情に生き、気持ちに左右される。

何事も、大変だ大変だとばかり言ったり聞いたりしていたら、ずっと大変のままでしかない。
逆に、大変を大変じゃないと思えれば、意外となんでもなく思えるようにもなるから不思議。

子供をあやすのはそんなに大変か? おむつを替えるのはそんなに面倒か?
答えはNOである。

赤ちゃんを相手に、幼児を相手に、苦労することは必然であり最初から決まっている。
世の中に苦労のない育児など存在しない。ましてや自分たちの宝である我が子。
今しか体験できない我が子との大事なコミュニケーションを、自ら放棄してどうする。
親へと成長するための苦労を、貴重な経験を、人に任せて親として満足できるのか?

おとさんは 「満足できるわけがない」 とハッキリ言える。

家庭それぞれにさまざまな事情があり、したくてもできない現状だってあるだろう。
でも、特別に何らかの事情も理由も無く、ただラクしたいだけで人任せにする人もいる。

思い返してほしいのは、今、目の前にいる我が子は世界中の他の誰かではなく、
あなたに育ててもらいたいから、あなたを選んで生まれてきてくれた、のだということ。


ね、他の人にあやしてもらおうなんて思わなくなるでしょ? (^^


子供って 「この人のところに行きたい!」 という明確な意思を持って生まれてくるそうですよ。
なんか以前に、育児関係のテレビ番組で言ってた (うろ覚えでごめんなさい…

親子の繋がりとは、それほどに深いものなのである。

ちゅぱお、ちゅぱみ、おとさんとおかさんを選んでくれて、本当にありがとう。


で、冒頭に戻る。


男親 (父親) の育児は 「ちゃんとできるわけがない」 と決めつけるのは、あまりにも早計。
男も女も関係なく、子供には両親が必要であり、それだけで十分なのである。
上手・下手、器用・不器用も全部ひっくるめて、それがその家庭に必要な育児なのですから。

全国で8割以上の夫が妻に任せっきり。そんな寂しい結果も生まれていますが、
大丈夫! ウチは全国でわずか8.6%しかいない、夫婦揃って育児に励む家庭ですぞ (笑

世の若いお父さん方! このパーセントをグイグイと上げてやろうじゃないですか!!

我が子を立派に育て、これからの日本の未来を背負って立たせるのは、
他ならぬ私たちなのだから! (ちょっと大きく出てみたw

そしていつも、いつまでも、我が子に父の大きな背中を見せ続けてあげましょう!