これまで “手づかみ喰い” が主流だった、我らがちゅぱお。

でも、スプーンやフォークにも興味があり、手に持ってはがちゃがちゃしていた。

彼にとってそれは、ただのおもちゃに過ぎなかっただろう。

それが、つい昨日、いきなり自分ですくって食べたのだ!

そう、スプーンをちゃんと、スプーンとして使ったのである!

もちろん、おとさんおかさんがこれまでに、ご飯の際に幾度も教えてはきた。

しかし無理強いはしてこなかった。ちゅぱおにとって楽しい食事が一番だからだ。

だから、スプーンで食べさせてもらうことは数限りなくあったけど、

自分自身でちゃんとすくって食べたことはなかった。

そのちゅぱおが、何の気なしにスプーンですくい、パクッと食べた。



img20060828.jpg


img20060828_1.jpg


img20060828_2.jpg



おとさんとおかさんは育児に関して、決めていることがある。

褒めるときと叱るときは、決して曖昧にしないこと。基準をあやふやにしないこと。

子供が、今したことは “いいことか?” それとも “いけないことか?”

その判断を、子供なりに分かりやすくしてあげるためだ。

悪い事をしたとき、片方が叱っているのにもう片方が甘えさせていては、

子供は、良い事か悪い事かが分からなくなる。それでは意味が無い。

“いいこと” ができたら褒められる。“いけないこと” をしたら叱られる。

当たり前のことだけど、それを一貫して “ちゃんと教える” ことはなかなか難しい。

子供可愛さが先行して、どうしても褒めてしまいがちになるからだ。

叱られないことを知り、調子に乗った幼児ほど、手に負えないものはない。



img20060828_3.jpg



おとさんとおかさんは、拍手をもって息子の成長をしっかりと褒めた。

ちゅぱおすごいね! ひとつ成長したね! と。

おとさんとおかさんが褒めたら、すごく喜んでいっぱいスプーンで食べた。

ぽろぽろこぼしても諦めず、何度もスプーンですくって口に運んだ。

そして、とても誇らしげな笑顔でスプーンを掲げていた。

単に 「スプーンで食べた」 という、なんてことはない出来事。

でも、自分たちの判断がこの子には間違っていなかった、その証の笑顔をもらえた。

こうして褒めて笑顔にさせるときもあれば、もちろん叱って泣かすときもある。

褒めて、叱って、慰めて…、そうして親子としての絆を深めていくのだろう。

親子がともに成長してこその育児。親も子供には負けていられない。